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終末時計の 1分は何年?誰がいつきめたのか?90秒はあと何年で増えることはあるの?

終末時計の 1分は何年?誰がいつきめたのか?90秒はあと何年で増えることはあるの?

「人類最後の日」までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」が残り90秒と最短を記録しました。2020年の100秒から据え置かれていた「終末時計」が、2年で10秒も縮まってしまったことに衝撃がはしっています。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や気候変動などを受けて、前例のない危険な状態にあるようです。

ところで、「終末時計」って何?1分って何年なの?時間は誰がどうやって決めるの?と、疑問がわいてきませんか?

この記事では「終末時計」とその時間について説明します。

目次

終末時計とは?

世界終末時計とは、核戦争などによる人類(地球)の絶滅を「午前0時」として、その終末までの残り時間を象徴的に示すアメリカの雑誌「原子力科学者会報」の表紙絵として使われている時計のことです。

つまり、実際に時計が動いているわけではなく、どの程度人類滅亡の危機が迫っているのかということを具体的にイメージするための方法なんです。

終末時計の1分は何年?

では終末時計の1分は何年で、人類はあとどのくらいで滅亡するのでしょうか?

実は具体的な時間は決まっていません。

終末時計の時間は科学者や専門家との議論に基づいて、原子力科学者会報の編集者 ユージン・ラヴィノビッチ氏という方が決めていました。ラヴィノビッチ氏の死後は、原子力科学者会報委員会が決めているようです。

要するに、国際情勢により核戦争への脅威が高まれば、縮まるということです。また、気候変動による変化も考慮されます。

終末時計は誰がいつ決めたのか?

「終末時計」は、1947年の「残り7分」から始まりました。核戦争の脅威について警告しようと、アメリの科学雑誌が発表しているもので「残り7分」については科学的な根拠はありません。雑誌の表紙にデザインされた時計の針については「見た目がよかったから」とデザインが理由で「7分」となったようです。

人類のカウントダウンはデザインで決まっていたのですね・・

残り90秒!増えることはある?

終末時計の残り時間については象徴的なもので、具体的にあと何年ということはありません。国際情勢が悪化し、核戦争のリスクが高まると短くなります。

これまでの残り時間は以下の通りです。

1947年7分
1949年3分
1953年2分
1960年7分
1963年12分
1968年7分
1969年10分
1972年12分
1974年9分
1980年7分
1981年4分
1984年3分
1988年6分
1990年10分
1991年17分
1995年14分
1998年9分
2002年7分
2007年5分
2010年6分
2012年5分
2015年3分
2016年3分
2017年2分30秒
2018年2分
2019年2分
2020年1分40秒
2021年1分40秒
2022年1分40秒
2023年1分30秒

ご覧のとおりかなり変動があり、増えることもあります。

まとめ

「人類最後の日」までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」が残り90秒と最短を記録しました。世界終末時計とは、核戦争などによる人類(地球)の絶滅を「午前0時」として、その終末までの残り時間を象徴的に示すアメリカの雑誌「原子力科学者会報」の表紙絵として使われている時計です。

1分が何年といった具体的な数字はないようです。

終末時計の残り時間は縮まるとこばかり注目されますが、増えることもあります。

ぜひ伸ばすことを、ひとりひとりが考えていけたらいいですよね。

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