2024年9月3日に行われた全日本大学駅伝で、国学院大学、駒澤大学に続き第3位だった青山学院大学ですが、その中でも走りが神ってると話題なのが黒田朝日さんです。そんな黒田朝日さんに彼女はいるのでしょうか。弟さんや父親もすごいらしいといううわさもあります。
全日本大学駅伝は熱田神社から伊勢神宮までの106.8kmを8つの区間にわけ、たすきをつなぎつつリレー形式で走り切る競技でした。この第4区11.8kmを走ったのが、黒田朝日さんです。
黒田朝日さんに彼女はいるのか、弟や父親もすごいのか調べてみました。ご紹介します。
黒田朝日に彼女はいる?
黒田朝日さんに彼女がいるという情報はありませんでした。中学高校大学と、スポーツに打ち込んで忙しく、恋愛をしている暇がなかったのかもしれません。
【第56回全日本大学駅伝】
— 青学大陸上競技部(長距離ブロック) (@aogaku_rikujyou) November 3, 2024
4区を走るのは黒田朝日(3年)です。
速さと強さを兼ね揃えた青学の絶対的エースが今年も伊勢路を駆け抜けます!
チームの優勝を決定づける勢いのある走りにご期待ください!#全日本大学駅伝#青学駅伝#大手町で笑おう pic.twitter.com/yY6kzJLCyD
黒田朝日さんは2004年3月10日生まれの、2024年11月現在20歳の大学3年生です。高校は父親と同じ玉野光南高校です。今回全日本大学駅伝の第4区の11.8kmを33分03秒で走り切り区間賞を受賞しました。この記録は、2020年に出された区間新記録をなんと13秒も上回るそれはもう、すごい記録なんです。
高校の陸上部の恩師は、黒田朝日さんはある種天才だと言っています。走りながらペースを測るため腕時計をするのが普通の駅伝ですが、黒田朝日さんは腕時計をしません。キツイかキツくないかのペースで走れば、だいたいよいタイムになると感覚で走っているのです。
駅伝ファンも黒田朝日さんが独走状態になった際、誰も手を出せなくなる予感しかしない、区間新記録が出ても驚かないよ、走りがすごすぎ神ってると思ったそうです。
4区青学大・黒田朝日が33分03秒!4年ぶり区間新で独走態勢築く「区間賞意識していなかった」/#全日本大学駅伝
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) November 3, 2024
先頭でタスキを受けた青学大・黒田朝日が区間新の走りで2位城西大との差を1分16秒に広げた。「区間賞を取れてうれしく思います」#黒田朝日
|月陸Online https://t.co/nOjtedPf91
青山学院大学の監督の原晋さんは3位であったことにたいしては、「まじかよ」という反応で反省点も指摘しています。それでもこれは勝てると思った瞬間が2回あったそうです。その1回が第4区の黒田朝日さんの走りを見た瞬間でした。
黒田朝日は子どもの頃から陸上をしていたわけではなく、小学校ではサッカーを、中学校ではバスケに打ち込んでいました。陸上を始めたのは地元岡山県にある、玉野光南高校へ入ってからでした。
黒田朝日の弟はどんな人?
黒田朝日さんはご両親と、大学1年生(2024年現在18歳)の弟、然(ぜん)さん、高校1年生(16歳)の妹、六花(りっか)さん、現在6歳妹、詩歌(しいか)さんの6人家族です。
弟の然さんも黒田朝日さんと同じ玉野光南高校へ進学し、中国地方で行われたインターハイで3000m障害の2位を経て全国大会へも出場しています。大学もお兄さんと同じ青山学院大学へ入り、同じく陸上部で活躍をしています。高校で記録をもっているという自信はあったそうですが、大学のレベルになるとまだまだだと思い、走る量は高校時代の3倍になったそうです。
弟の然さんもすごいのですが、実は現在高校1年生の妹、六花さんもすごいのです。六花さんは現在、仙台育英高校陸上部で活躍しています。然さんも六花さんも陸上を始めたのは中学校からですが、六花さんは岡山市立京山中学校の陸上部の部長をしていました。
#U18U16陸上大会
— 月陸Online/月刊陸上競技 (@Getsuriku) October 21, 2023
U16女子1000m
🥇黒田六花(京山中3岡山)2.48.49
🥈遠藤蒼依(日大三島中2静岡)2.49.59
🥉尾﨑一樺(八木中3奈良)2.49.69
黒田選手が全中1500mに続いて全国タイトル✨ pic.twitter.com/i8m0i2oPkF
在学中には、夏の全国中学校陸上競技大会1500mで、4分26秒21というタイムで優勝していますし、中学駅伝の優勝チームに所属しており、アンカーとして有終の美を飾りました。
黒田朝日の父親もすごい!
ここまで黒田兄弟のすごさをお知らせしてきましたが、実はそのすごさの源だったのが父親の黒田将由さんでした。天才的な走りと努力で数々のタイムをたたき出し、チームに貢献した輝かしい記録があります。
黒田将由さんは小学校、中学校ではサッカーをしていたので、玉野光南高校でもサッカー部に入ろうと思っていたそうです。しかし、地元でも名前の知られた強い選手がたくさん練習をしているのをみてあきらめて、走るのは苦ではないので陸上部でいいか、という軽い感じで陸上部へ入部しました。
黒田将由さんは、高校1年生と中学校3年生を対象とした少年B3000mという種目で、タイムがよかったということで予選を通過し、まだ走らなくちゃいけないのかとうんざりしたそうです。ところがその決勝で3位になってしまいました。
黒田一家
— Ao🌲 (@Kiii_long) January 4, 2024
父:将由(元法大エース)
長男:朝日(青学2年)
U20アジア選手権3障優勝🏅
出雲2区🥇
全日本2区🥈(区間新)
箱根2区🥇(歴代4位)
次男:然(玉野光南高3年)
2023インターハイ3障準優勝🥈
4月に青学大入学
長女:六花(京山中3年)
2023全中1500m優勝🥇
2023全国中学校駅伝優勝🥇
最強一家すぎる pic.twitter.com/W8CyA9AhKm
そこから勝ちたいという気持ちが生まれ、高校3年生のときには中国高等学校総合体育大会では5000m優勝を勝ち取りますが、そのあとの岡山高校駅伝がおわると、ぱたっと練習を辞めてしまいます。なんとあとは大学でやればいいと思い、普通の高校生生活をおくっていたのでした。なんともだいたんというか、天然のなせる業というか、天才肌だったのでしょうね。
法政大学へ入り陸上としてはかなり長いブランクがあったのですが、黒田将由さんは疲れがとれてリフレッシュできた感じがしたというのですから、相当なポジティブシンキングです。このポジティブシンキングは息子さんの朝日さんや然さんにも受け継がれています。
黒田将由さんの記事を書かせていただきました😊玉野光南高校でインターハイ3000m優勝🏆法政大学、中国電力と駅伝でもご活躍‼️長男・朝日さん、次男・然さんも将来注目のランナーです😆
— M高史 (@m_takashi_run) February 10, 2021
法政大OB・黒田将由さん 突発性後天性無汗症を乗り越えての現在!https://t.co/7l6475utXz pic.twitter.com/Uoc2ueQtcP
法政大学では日本体育大学(学友会陸上競技部)長距離競技会の10000mでは自己ベストを更新、大学3年生で大学陸上競技部による学生選手権大会では10000m3位、4年生では箱根駅伝に出場しています。もともと練習が嫌いなのですが天然の感覚で走り続け、毎年記録を伸ばしたのです。
大学を卒業後に入った実業団は中国電力で、日本最高峰のチームでした。ニューイヤー駅伝ではチームは準優勝で、黒田将由さんは区間11位と日本人としてトップの成績を残しました。ところが、突然病気にかかってしまいリハビリなど続けますが、2010年に選手としては引退となります。
しかし、黒田将由さんのDNAをしっかりと引き継いだ朝日さん、然さん、六花さん達がそれぞれのセンスや才能に努力を重ねた結果が驚異のタイムや優勝を引き寄せていたようです。
まとめ
黒田朝日さんに彼女がいるという情報はありませんでした。中学高校大学と、スポーツに打ち込んで忙しく、恋愛をしている暇がなかったのかもしれません。
弟の然さんも黒田朝日さんと同じ玉野光南高校へ進学し、中国地方で行われたインターハイで3000m障害の2位を経て全国大会へも出場しています。大学もお兄さんと同じ青山学院大学へ入り、同じく陸上部で活躍をしています。
ここまで黒田兄弟のすごさをお知らせしてきましたが、実はそのすごさの源だったのが父親の黒田将由さんでした。天才的な走りと努力で数々のタイムをたたき出し、チームに貢献した輝かしい記録があります。
黒田朝日さんだけでなく、兄弟の然さん、六花さんのこれからの活躍が楽しみですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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