バラエティ番組などで最近よく見かけるデヴィ夫人ですが、カリナさんという娘さんがいるのはみなさんご存知でしょうか。デヴィ夫人は芸名ではなく、本名のラトナ・サリ・デヴィ・スカルノからきた名前だってご存知でしたか?デヴィ夫人の娘さんは誰との間に出来た子なのでしょうか。また、夫とは死別していて現在どこに住んでいるのかも気になりますよね。
デヴィ夫人はインドネシア国籍ですが、大工の棟梁だったお父さんと日本人のお母さんの間に生まれた港区麻布出身の日本人です。日本人離れしたルックスですが、生粋の日本人なのですね。
デヴィ夫人の娘、カリナさんは誰の子で夫とは死別しているのか、現在はどこに住んでいるのか調べてみました。ご紹介しますね。
デヴィ夫人の娘カリナは誰の子?
デヴィ夫人の娘カリナさん、本名、カリナ・サリ・デヴィ・スカルノさんは、初代インドネシア大統領であるスカルノ大統領の8人目の娘さんです。インドネシアでのクーデターがありスカルノ大統領が失脚したため、カリナさんはパリに亡命しています。
デヴィ夫人は1940年の戦時中に生まれ、大工の棟梁だった父を東京に残して福島県に疎開するという経験をしており、16歳の時に父を亡くしています。子供の頃から世界中の文学小説になじみ、画家になるという夢もありましたが、当時は女性の画家の絵は売れないということを知り、それでは家族を養えないと夢を諦めたそうです。
それなら美貌を生かして女優として生きようと勉強し、映画やテレビで小さな仕事をこなしていました。女優をめざしつつ、生命保険会社で昼間はたらき、喫茶店でアルバイトをし、夜間学校に通うというハードスケジュールをこなしているときに、知り合いに赤坂の高級なサパークラブへ連れて行ってもらいました。
海外のVIPには有名な店で、ほぼすべてのゲストが外国人という社交場です。デヴィ夫人はもともと英語は好きで猛勉強していたこともあり、アルバイトをすることとなります。そこでデヴィ夫人19歳の時に来日していたスカルノ大統領に見初められるのです。とても素敵なプロポーズを受け、母や弟のことを心配しつつもインドネシアへ渡る決心をします。
実はそのとき他の大富豪2人からも結婚しようと言われていたそうですよ。さすが「東洋の真珠」といわれるだけことはありますね。
インドネシアでのデヴィ夫人の地位は第三夫人でしたが、国籍は日本のままでした。しかし22歳のころ、心労から母が亡くなりそれをみとれなかったと悲観し、弟までもこの世を去るという悲劇にみまわれます。失意のなかインドネシアに骨をうずめる決意として、国籍をインドネシアへ変えたのです。
悲しい思いをしたり、怖い思いをしながらもずっとインドネシアでスカルノ大統領を支え続けたデヴィ夫人が、唯一帰国して出産したのが、カリナさんでした。
【デヴィ夫人】夫とは死別
デヴィ夫人の夫はインドネシア初代大統領のスカルノ大統領ですが、1970年6月21日の朝早くに亡くなっています。死因は「腎虚」であるといわれることもありますが、諸説あり実際は不明です。
1965年にインドネシアでクーデターが起きます。それでもスカルノ大統領のそばにい続けたデヴィ夫人ですが、1967年に出産のため日本へ一時帰国しました。その後デヴィ夫人が日本にいる間に、スカルノ大統領は地位や身分などすべてを失い失脚し、事実上自宅での軟禁状態になります。
おはようございます٩(^‿^)۶
— 🌸生の松原🇯🇵🌸⛩️ (@1y8Hao8uLAOhRlF) June 5, 2024
1901(明治34)年6月6日、後にインドネシア初代大統領として、独立運動に大きな足跡を残した スカルノが誕生しました。
お馴染みのデヴィ夫人は、大統領第3夫人としつ、君臨しました。
本日もよろしくお願いします🙇♂️ pic.twitter.com/bDNfUD96Oz
デヴィ夫人はインドネシアの日本大使館へ保護を求めますが断られ、インドネシアへは戻れなくなり、フランスのパリへ娘のカリナさんと亡命することになりました。しかし1970年にスカルノ大統領の危篤の知らせを受け、死ぬ覚悟でインドネシアへ戻りますが、娘のカリナさんをスカルノ大統領へ会わせることはできませんでした。
1979年に一人でインドネシアへもどり、娘のカリナさんを迎える準備をしましたが、カリナさんは11歳という多感な時期だったこともあり、デヴィ夫人に捨てられたと思い込んでしまいます。そこから母娘の確執が生まれてしまったそうですが現在、母娘の仲は良好だそうですよ。
デヴィ夫人は現在どこに住んでいる?
デヴィ夫人は現在、渋谷区神山町31-1に住んでいると思われます。
デヴィ夫人の自宅は道の角地にたつ3階建て一軒家で、レンガ作りの素敵なお宅です。この住所は「株式会社カリナ化粧品」となっており、これはデヴィ夫人が経営する会社の1つです。
デヴィ夫人は本宅、別宅を渋谷区に持ちその他にもニューヨークに自宅があります。渋谷区の別宅は本宅から歩いて20秒ほどのところにあります。なぜそんなに近くに別宅を?と思われる方もいると思いますが、美術品や絵画などの宝飾品が多く、また衣装が増え続けているので置き切れなくなり別宅を設けたのだそうです。ちょっと桁外れで想像がつきませんが、スカルノ大統領の遺産をすべて引き継いだそうなので、そうゆうこともあるのかなと思います。
ただ、遺産を相続しただけでなく、デヴィ夫人自身で会社を経営していたり、コメンテーターをしたり講演会を開いたりなど活躍なさっているので、ご自身の収益も多いことでしょう。2024年現在84歳、元大統領夫人なのにテレビでは、NGなしの無茶ぶり仕事も嫌な顔せず、むしろ楽しんでこなしているように見えます。
これはデヴィ夫人が挑戦しないことよりも、挑戦する気持ちをなくすことのほうがこわいことであり、他の人にできて自分にできないはずはないという信条のもとにしていることだそうです。
まとめ
デヴィ夫人の娘カリナさんは、初代インドネシア大統領のスカルノ大統領の子供です。
デヴィ夫人は1970年に夫のスカルノ大統領と死別していました。
デヴィ夫人は現在、東京都渋谷区に住んでいます。
壮絶な過去を経験していたのですね。今も新しい挑戦を続けているデヴィ夫人。これからのご活躍も応援したいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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