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野田洋次郎が俳優しているのはなぜ?出演ドラマを紹介

野田洋次郎 俳優 なぜ

ロックバンドRAD WIMPSのボーカル、ギター、ピアノを担当する野田洋次郎さん。全作品の作詞・作曲も手がけ、やわらかな優しいその歌声は、聴くものの心を一瞬にして掴んでいきます。

社会現象ともなった新海誠監督の長編アニメ「君の名は。」の主題歌「前前前世」は、第40回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞し、世間の注目を集めました。

シンガーソングライターであり、ロックバンドのボーカル、そして作詞作曲を担うマルチな才能を見せる野田さんは、近年、様々なドラマにも出演されており、音楽業界ばかりではなく、俳優として活動の幅を広げています。

野田さんが、音楽とはまた別に、俳優をしているのはなぜなのでしょうか。そしてどのようなドラマに出演されているのでしょうか。

野田洋次郎が俳優しているのはなぜ?出演ドラマを紹介 

と題し、お伝えしていきます。

目次

野田洋次郎が俳優しているのはなぜ?

野田洋次郎さんが、俳優をしているのはなぜなのでしょうか?

野田さんが俳優業をする転機となったのは、日本映画界を代表する巨匠、山田洋次監督との出会いだったと言います。俳優の仕事をすることにより、新しい音楽を作りたいという思いになる事が大きな理由のようです。

野田さんは、2015年に映画「トイレのピエタ」で、俳優デビューを果たしました。初主演にして第39回日本アカデミー賞新人俳優賞や、第70回毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞していますが、自分を役者だとは思っていなかったそうです。

元々、山田監督の大ファンだった野田さんは、6歳からアメリカで暮らしていたそうで、日本が恋しくなると「男はつらいよ」を見ていたと言います。

そんな野田さんは、2021年に山田監督の「キネマの神様」という作品に参加されました。撮影期間中、世の中は新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出ており、キャスティング予定だった志村けんさんの急逝、撮影中断や公開延期など、度重なる困難に直面しました。

しかし、撮影現場で、野田さんがギターを弾きながら会話をする場面を提案するなど、山田監督は野田さんのミュージシャンとしての気持ちを尊重してくれたんだとか。その他にも、野田さんが現場でBGMとしてギターを弾いているのを聴いた山田監督が「それはなんだい?その曲も弾いてみようか」と提案したり、その場でいいと思ったものをどんどん試していくのだそうです。

そして、野田さんは次のように語っています。

「山田監督はおそらく、1作目を監督されたときと、なんら変わらない情熱で映画づくりをされている。ものづくりをする上では、妥協なんてしてはいけない。最後の1秒まで考え抜いて、自分の持てるすべてを出し尽くさなければいけない。改めて、そう気付かされました。僕が山田監督と同じくらいの年齢になったとき、あそこまでの情熱でものづくりをできているのだろうか……という気持ちにもなってしまいますが、山田監督のような方がいるならば、僕もできる限りやっていきたいと思えた。ものすごく励みになりました」

https://eiga.com/news/20210801/6/

野田さんは、自身の本質は「音楽家」だと断言しています。しかし、俳優業を通して、物語やその中で生きる人物の感情に触れることで湧き上がってくるものがあり、新しい音楽を作りたくなると言います。

役者という仕事が、野田さんの音楽の世界をさらに広げ、「ものづくりへ」の情熱を掻き立ててくれているのですね。

音楽家、野田洋次郎さんにとって、俳優業は、良い音楽を作り続ける上で切り離せないものなのかもしれません。

野田洋次郎の出演ドラマを紹介

野田洋次郎さんが、これまでに出演されたドラマを紹介したいと思います。

100万円の女たち

(2017年4月14日〜6月30日、テレビ東京)

Netflixとテレビ東京がタッグを組んだドラマです。

野田さんにとって今作がテレビドラマ初出演であり初主演でもありました。主人公、道間慎役で、売れない小説家の役です。5人の謎の美女達と、一つ屋根の下で暮らすのですが、女達は、家賃兼生活費として毎月100万円を慎に支払います。共同生活にはルールがあり、彼女達に質問をすることは一切禁止されています。普段は何をしているのか、なぜこの家に集まってきたのか、謎に包まれている彼女達との奇妙な共同生活を通じて、彼女達の過去や存在理由が徐々に明らかになっていくのですが、同時に主人公自身の身にも変化が起き始めるのです。彼女達との生活により思いもよらなかった大きな運命に翻弄されていく、謎が謎を呼ぶ密室ミステリードラマです。

ハロー張りネズミ

最終話(2017年9月15日、TBS)

謎の依頼人の役で出演しています。

野田さんは、本ドラマの音楽を担当するSOIL “PIMP”SESSIONS(以下ソイル)さんと夢のタッグを組み、ドラマのために書き下ろした「ユメマカセ」で主題歌を手がけています。

主演は瑛太さん、そして、深田恭子さん、森田剛さん、蒼井優さん、リリー・フランキーさん、山口智子さんといった豪華キャストが揃っています。

野田さんは、徳川埋蔵金探しから帰ってきた主人公たちのもとへ現れる謎の依頼人役で、最終話にゲスト出演されました。

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第4話(2018年8月17日、テレビ朝日)

元天才超能力少年の日暮裕司役として出演しています。

このドラマは、山田孝之さんと菅田将暉さんのダブル主演ドラマで、1話完結型形式のドラマです。

2人が生業とするのは、クライアントから依頼を受けて、自分が死んだ後の不都合なデジタル記録を内密に抹消する仕事です。突然自分が死んでしまったとき、誰にも見られたくないデータは一体どうやって処理したら良いのかという、すべての人にとっての懸念材料となる題材を基盤に作られています。

ドラマの出演者のマンネリ化を防ぐために、出演者、スタッフともに、ミュージシャン、作家、映画監督など、多方面から起用されているのも見所の一つです。

エール

2020年度前期放送のNHK連続テレビ小説(2020年3月30日〜9月30日) 

木枯正人役で出演されています。

作曲家の古関裕而と妻・金子をモデルにした2人の生涯を、フィクションとして描いたドラマです。主演は窪田正孝さん、ヒロインは二階堂ふみさんです。

野田さんは、窪田さん演じる裕一と同時期にコロンブスレコードに採用された作曲家の木枯正人役で、曲が全く売れない裕一にエールを送るなど、裕一とは良好な関係を築いていく重要な役でした。

新型コロナ感染拡大を受け、撮影場所や撮影の仕方にも制限がかかってしまったり、感染対策にも限界があるなど影響が出てしまい、放送期間も変則的になってしまったそうです。

舟を編む~私、辞書つくります~

(2024年2月18日 放送予定、NHK BS・NHK BSプレミアム4K)

玄武書房の辞書編集部主任の馬締光也役で出演されます。大人気ファッション誌の編集部員、岸辺みどり役を池田エライザさんが演じます。

三浦しをんさんの人気小説『舟を編む』が原作です。

営業部員だった馬締は、定年を控えて後継者を、探していた辞書編集部のベテラン編集者の荒木に、引き抜かれ、辞書編集部に異動することになります。馬締は、言葉への強い執着心と持ち前の粘り強さで辞書づくりに励んでいく物語です。今回のドラマでは、原作の主人公の馬締ではなく、ファッション編集部から辞書編集部に突如、異動になった新入り社員である岸辺みどりの視点で描かれたものとなっているそうです。

野田さんは次のように語っています。

「僕自身、普段音楽と共に言葉を紡ぐものとして、この作品に参加することで新たな発見や気づきがあったらと願っています。とどまることなく、形を変え続ける『言葉』。それは人間の『伝えたい』という想いの歴史そのものなのかもしれません。ご覧になるみなさんにとっても、この作品を通して日頃使う『言葉』に新たな意味や色が加わったら幸いです

https://www.cinemacafe.net/article/2023/10/31/88264.html

まとめ

野田洋次郎が俳優しているのはなぜ?出演ドラマを紹介と題しお伝えしてきました。

ミュージシャン、シンガーソングライター、そしてロックバンドRAD WIMPSのボーカルの野田洋次郎さんは、全作品の作詞・作曲を手がけるマルチな才能の持ち主ですが、近年、俳優としての才能を開花させました。

映画監督の巨匠、山田洋次監督の作品に参加したことが大きく影響したそうです。元々、山田監督のファンであった野田さんは、山田監督の作品づくりへの姿勢に感銘を受けました。そして、野田さんにとって俳優業は、音楽というものづくりへの世界を押し広げてくれるものだということが分かりました。

野田さんは数々のドラマや映画に出演されています。 新型コロナの感染拡大により、様々な困難に直面しながらの撮影も経験されました。

これから放送予定の『舟を編む〜私、辞書つくります〜』では、生真面目な辞書編集部主任で辞書づくりに精を出す役とのことで、また新たな一面が見れそうで、とても楽しみですね。

またこの役を通して、野田さんの作る音楽に新たな刺激が加わったのかと思うと、これからの俳優業、音楽作品ともに期待せずにはいられません。

これからも野田洋次郎さんの活躍を期待しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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