年に数回開催されるJALのタイムセール。かなりお得に航空券が手に入りますが、急な予定変更やキャンセルが必要になった場合、キャンセルができるのか、キャンセル料がいくらかかるのか心配ですよね。
また、コロナやインフルエンザといった感染症や病気になってしまった場合、診断書があればキャンセルできるのかどうかも知っておきたいところ。
今回は、JALタイムセールで購入した航空券のキャンセルについて、手数料や条件、さらには病気の場合の特別対応まで、詳しくご説明します。
旅行計画を立てる際の参考にしていただければと思います。
JALタイムセールはキャンセルできる?
JALタイムセールで購入した航空券は、キャンセルすることが可能です。ただし、キャンセルについては、購入した時点から手数料が発生します。
キャンセルの手続きは、JALの公式ウェブサイトやJALの窓口で行うことができます。ただし、旅行会社などJAL以外で購入した場合は、必ず購入元で手続きを行う必要があります。
また、このタイムセール航空券は「プロモーション」という特別料金体系で提供されているため、予約の変更や当日の便の変更はできません。つまり、一度購入したら搭乗日時の変更はできないということですね。
【JALタイムセール】キャンセル料はいくらかかる?
JALタイムセールのキャンセル料は、キャンセルする時期によって3段階に分かれています。
早めにキャンセルするほど手数料を抑えることができます。
キャンセル時期 | 手数料率 | 具体例(6,600円の航空券の場合) |
---|---|---|
購入後~出発55日前 | 税抜運賃額の約5% | 300円 |
出発54日前~出発前 | 税抜運賃額の約50% | 3,000円 |
出発後 | 税抜運賃額の100% | 6,000円(全額没収) |
このように、出発日に近づくほど手数料が高額になるため、キャンセルが必要な場合は早めの判断したいですね。
【JALタイムセール】病気でのキャンセルは診断書があればOK
JALでは、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザに感染した場合の特別対応を設けています。これは、タイムセールで購入した航空券にも適用される重要な例外規定です。
以下の条件を満たす場合、手数料なしでキャンセルや払い戻しが可能です:
- 対象となる状況
- 搭乗予定のご本人が感染した場合
- 同行予定の方が感染した場合
- 必要な書類(診断書の条件)
- 医療機関が発行したもの
- 新型コロナウイルスまたはインフルエンザの陽性診断が記載されていること
- 診断(検査)日が明記されていること
- 搭乗予定者の名前が記載されていること
手続きの方法は2通りあります:
- JAL国内線お問い合わせへの連絡
- 国内線航空券払い戻し専用受付フォームでの申請(処理に約1週間必要)
ただし、診断書を提出できない場合は通常の取消手数料が発生しますので、必ず医療機関での受診と診断書の発行を依頼することが重要です。
まとめ
JALタイムセールの航空券は、お得な価格で購入できる反面、キャンセルや変更に関して制限が厳しい特徴があります。以下が重要なポイントです:
- キャンセルについて
- キャンセルは可能ですが、必ず手数料が発生
- 予約変更や便の変更はできない
- 早めのキャンセル手続きが推奨
- キャンセル料の体系
- 出発55日前まで:約5%
- 出発54日前~出発前:約50%
- 出発後:100%(全額)
- 病気の場合の特例
- 新型コロナウイルスやインフルエンザの場合、診断書があれば手数料なし
- 適切な診断書の提出が必要
- JAL以外で購入の場合は購入元に確認
タイムセール航空券を利用する際は、これらの条件をよく理解した上で購入を検討することをお勧めします。特に、旅行の予定が確実な場合に購入するのがベストです。また、不測の事態に備えて、キャンセル条件や手続き方法を事前に確認しておくことも大切です。
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