南海トラフ巨大地震の発生が危惧されています。
USJ（ユニバ）は海に面しているので、夏休み・お盆の期間中、USJへ遊びに行く計画を立てている方にとっては心配の種ですよね。
USJの周辺地域は津波の被害が予想されるため、USJは孤立した状況に置かれる可能性もあるようです。
そのため、USJにおける津波対策と避難場所については知っておきたいですよね。
この記事では、USJの立地条件や津波への備えについて、紹介していきますので、詳しくみていきましょう。
【USJ】 南海トラフ地震が起きたら津波被害はある？
南海トラフ巨大地震が発生した際、大阪湾沿岸部に甚大な津波被害が予想されていますが、大阪市此花区に位置するユニバーバルスタジオジャパン(USJ)は、その地理的条件から津波の危険性が低いと言われています。
【南海トラフ地震臨時情報】
— ウェザーニュース (@wni_jp) August 8, 2024
気象庁は今日8日(木)19時15分に、南海トラフ地震臨時情報を発表しました。キーワードは【巨大地震注意】です。
今後2週間程度、地震が発生したらすぐに避難できる準備をし、通常の生活を行ってください。https://t.co/bgvvnXakt0… pic.twitter.com/JuwkYESs5y
というのも、USJの敷地は大部分が海抜でビルの3階相当の高さがあります。
南海トラフ地震で想定される津波は4メートルと言われていますので、理論上は水没しません。
そして、最寄りのユニバーサルシティ駅については、地上駅ですが、ホーム階から改札階(USJと同じ高度)までエスカレーターで約2階分上がる設計になっているため、津波による浸水を免れると考えられています。
また、USJに直接面する夢洲、舞洲、咲洲などの埋め立て地も、大部分が津波に耐えられるよう設計されているため、これらの地域も水没する可能性は低いとされています。
とはいえ、4メートルの津波は恐ろしいですよね。そして、USJの周辺である此花区の他の地域は津波に沈む可能性が高いため、USJは孤立した状態に置かれる可能性があります。
つまり、USJは「千と千尋の神隠しの『油屋』」のような状態になるのではないかと指摘されています。
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USJで津波が起きたら避難場所はどこ？
USJは津波の危険性が低いとされていますが、万が一津波が押し寄せた場合の避難場所はどこなのでしょうか。
南海トラフ大地震が起きた時ユニバは大丈夫かね。どうあがいても絶望なんだが pic.twitter.com/kEIClYusFL
— しおちや (@SHIO_THIYA) March 7, 2023
USJの建物自体は3階相当の高さがあるため、USJのパーク自体が津波から逃れるための一時的な避難場所として活用できる可能性があります。
さらに、USJと同じ高さのユニバーサルシティ駅のホーム階やエスカレーター部分同様です。
ただし、一時的な避難場所というだけであって、建物内部や暑さをしのげる場所の確保とまではいかないようです。
まとめ
南海トラフ巨大地震の際、大阪湾沿岸部では甚大な津波被害が予想されています。しかし、USJの立地条件から、USJ自体は津波による浸水の危険性は低いと評価されています。
ただし、USJの周辺地域は津波に沈む可能性が高いため、USJは孤立した状態に置かれる可能性があります。
一時的な避難は可能ですが、帰宅経路の確保については状況に応じて、各自治体の指示に従うことになりそうです。
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