井上尚弥選手がポール・バトラーとの戦いに勝ち、世界バンタム級4団体統一王者となりました!となると次に気になるのは選手たちのファイトマネー。
ボクシングのタイトルマッチでは、億単位のファイトマネーが動いていますが、アメリカでの試合などは〇百億円となることもざら。ではファイトマネーはどうやって決まっているのかご存知ですか?
ファイトマネーは試合の勝敗に関係ないってどうゆうことでしょうか。
気になることを調べてみました。
ボクシングのファイトマネーはどうやって決まっているのか?
ボクシングのファイトマネーというのは入場料や広告料、テレビ放映権料などから公式戦認定料、会場使用料などの諸経費を差し引いたものです。
ファイトマネーは広告主やテレビ局などのスポンサーから所属のジムに支払われます。
スポンサーは宣伝効果を考慮してファイトマネーを決めるため、ファイトマネーの額は選手の人気や格付けで大きく変わります。
プロボクサーのクラス別の基本のファイトマネーは以下の通りです。
C級ライセンス(4回戦) | 6万円 |
B級ライセンス(6回戦) | 10万円 |
A級ライセンス(8回戦以上) | 15~20万円 |
日本タイトルマッチチャンピョン | 50~数百万円 |
このほかに少額ですが下のような報酬もあります。
激励賞 | 後援者や熱心なファンから、プロボクサー個人に試合前に贈呈される賞金 |
勝利者賞 | 勝利したときにもらえる賞金 |
ノックアウト賞 | ノックアウトで勝利した選手がもらえる賞金 |
ファイトマネーは試合の勝敗に関係ない?!
ファイトマネーは試合に勝っても負けても契約したファイトマネーに変わりがないんです!
こんなスポーツはあまりないんじゃないでしょうか。
ファイトマネーは興行権を持っている方に主導権があり、選手の所属するジムや選手の人気によって大きく左右されます。その結果、試合に負けた方が多くファイトマネーをもらうということがあり得るのです。
選手に渡されるファイトマネーは基本的に、現金ではありません。試合の興行収入からジムの取り分3.3割を引かれたチケットが配布されます。そのチケットを選手自身が売り、売った分が取り分となります。
要するに前払いってことですね。
井上選手クラスになると選手自身が売り歩く、なんてこと考えられないのでジムがまとめて業務処理をしてくれていることと思われますが、原則は同じです。
まとめ
ボクシングのファイトマネーというのは入場料や広告料、テレビ放映権料などから公式戦認定料、会場使用料などの諸経費を差し引いたものです。
スポンサーは宣伝効果を考慮してファイトマネーを決めるため、ファイトマネーの額は選手の人気や格付けで大きく変わります。
ファイトマネーは興行権を持っている方に主導権があり、選手の所属するジムや選手の人気によって大きく左右されます。その結果、試合に負けた方が多くファイトマネーをもらうということがあり得るのです。
話題性抜群の井上尚弥選手のファイトマネーはさぞかしすごかったことでしょう。発表がたのしみですね。


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